歯根端切除術とは、根の先に膿の袋(根尖病巣)がある歯に対して行う手術です。
根尖病巣が大きく、通常の根管治療では回復が見込めない歯や、既に入っている修復物を外すことが困難な歯に適応されます。
歯根端切除術の流れ
1、歯肉を切開します
麻酔を行った後、根尖病巣付近の歯肉を切開します。
2、摘出します
骨を削り、根尖先端を病巣とともに摘出します。
3、歯根を封鎖します
残った根尖部分にMTAセメントを詰め、密封します。
4、縫合します
切開した歯肉部分を縫合します。
5、経過観察をします
一定期間経過毎にレントゲンにて治癒上謡の確認をします。
治療回数
1回
処置時間
40~60分(目安)
※歯根端切除術を行う前に、根管治療を行う場合があります。