今回は患者様から多くいただくセルフケアに関してのご質問にお答えいたします。
いくつかに分けてご紹介します。
ケアする時に歯ブラシだけではダメですか？
歯ブラシ以外の清掃補助器具も使用した方がいいと思います。
歯ブラシだけだと、歯と歯の間など、細かい部分の清掃が難しいためです。
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【歯磨き指導】歯ブラシだけでは汚れが落ちきらないのは本当？実験してみました！ | しんみ歯科高田馬場 (shinmi-shika.com)
うがいでは歯垢は落とせないのですか？
はい。
うがいをするだけでは、歯に付着したプラーク（歯垢）を落とすことは出来ません。
プラークは、歯の表面に強く付着していて粘着性があるため、歯ブラシなどを使って擦る・磨き取ることをしないと除去はできません。
プラーク自体の除去はできませんが、洗口剤には殺菌剤などお口の中の環境を整えてくれる成分が入っています。
歯磨き後に洗口剤を使用するといいと思います。
デンタルフロスと歯間ブラシどちらを使えばいいですか？
どちらも歯と歯の間（歯の側面）のケアに使う清掃補助器具です。
歯と歯の間の隙間が狭い方は、デンタルフロスを使用しましょう。
初めて使用する方、被せ物など治療歯がある方は、ワックスタイプのデンタルフロスがおすすめです。
また、奥歯部分は、Ｙ字型になっているデンタルフロスが操作しやすいです。
歯と歯の間の隙間が広い方は、歯間ブラシを使用すると清掃率が上がります。
歯間ブラシは、サイズがいくつかありますので、どのサイズを使うべきか歯科医院で確認してからご使用ください。
