ブリッジのように周りの健康な歯を削る必要がありません。また噛む力をインプラント自体が支えられるため、他の歯に負担をかけません。インプラントは健康な歯を守ることができます。

歯がなくなると、そこから息が漏れるので、発音がうまくできません。入れ歯は人工歯以外の部分があるため、滑舌が悪くなります。インプラントは天然歯と形が同じなので、発音しやすいです。

入れ歯は口の中で動いてしまうので、噛みにくく、好きなものが食べれません。ブリッジは自分の歯と同じような感覚で噛めますが、ブリッジが壊れたり、支えている歯の寿命が短くなります。インプラントは自分の歯のように噛むことができます。

入れ歯の金属のバネや、ブリッジ連結部の隙間が目立ちます。インプラントは透明感のある自然な白さを持つセラミック製の被せ物が装着されるだけなので、見た目を気にすることなく笑うことができます。

歯を失って咀嚼による刺激が骨に伝わらなくなると、骨が少しずつ痩せていきます。インプラントは歯だけでなく、歯根も取り戻せる治療であるため、骨が痩せるのを防ぎます。また咀嚼による骨伝導が脳を活性化します（歯が少なくなると認知症になりやすいと言われています）。

ブリッジや入れ歯を支えている歯や装置自体にトラブルが起きると、ブリッジや入れ歯をまた新しく作り変える必要があります。インプラントの10年成功率（口の中で機能し、インプラント周囲炎も起こしていない）は97％と高く、その都度治療するブリッジ・入れ歯と比べると、経済的にも時間的にも費用対効果の高い治療です。