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歯周病治療について

歯周病を引き起こす細菌は毒素を作り、歯肉や歯槽骨に炎症を起こして、ダメージを与えます。病気の進行度は個人で異なりますが、歯周病は日本人成人の3人に2人がかかっている意外と身近な病気です。歯周病は自覚症状が出にくく、気付かない間に症状が大きく進行していることもあります。歯周病は虫歯と違い免疫を期待できるので、まず患者様ご自身でのプラークコントロール、セルフケアが治療の主体となります。

当院の歯周病治療におけるコンセプト

  • 01

    セルフケアの徹底

    月に1回歯科医院でクリーニングを受けていても、残り29日はご自身でケアをすることになります。歯周病の進行を止め、免疫がキチンと働くような歯肉の状態に戻すために、ホームケアをしっかり行うことが治療のスタートラインです。
    磨き方はたくさんありますので、ご自身に合った正しいブラッシング方法を歯科医師、歯科衛生士と相談しましょう。時間をかけて歯ブラシだけをするのではなく、歯間ブラシやデンタルフロスを併用して、磨き残しがないようにしましょう。

  • 02

    定期的なプロフェッショナルケアの実施

    磨き残しはプラークとなり、蓄積して歯石となります。歯石となったら、ご自身では取り除く事は難しいので、歯科医院でのプロフェッショナルケアが必要となります。
    ホームケアのレベルやライフスタイルに応じて、適切な間隔でプロフェッショナルケアを受けましょう。

  • 03

    生活習慣の改善

    疲れていると歯肉が腫れたり、出血したりすることがあります。これは身体の免疫が下がり、口の中で歯周病菌の力が強まるために起こります。
    このように歯周病は全身の状態と深く関わっています。規則正しい生活習慣をおくることは、免疫を低下させないためにも大切になります。

歯周病治療のフロー

  • 01

    精密検査

  • 02

    プラークコントロール(ブラッシング改善指導)

    月に1回歯科医院でプロフェッショナルケアを受けていても、残り29日はご自身でケアをすることになります。毎日の適切なホームケアがとても大切です。

  • 03

    歯周基本治療(スケーリング・ルートプレーニング)

    歯周基本治療(スケーリング・ルートプレーニング)

    ご自身でとりきれない歯垢や歯石をとり除くプロフェッショナルケアです。

  • 04

    歯周外科治療

    歯周外科治療

    歯肉を外科的に切開して、歯周ポケット内に深く沈着する歯石をとり除きます。骨がなくなった部分に特殊なジェルを適応して、歯周組織の再生を図る手術(歯周組織再生術)を行います。

  • 05

    抜歯

    歯周病の状態が極端に悪い歯をそのままにしていると、隣り合う歯の歯周組織にも悪影響が出て、共倒れになるリスクが高くなります。

  • 06

    咬合治療/矯正治療

    歯周組織に炎症がなくても、咬む力で歯周病が進行する場合があります(咬合性外傷)。咬みあわせ/歯並びの改善により歯周組織にかかる極度のストレスを軽減させます。

  • 07

    メンテナンス

歯周病の治療ガイド

  • 炎症性歯肉炎

    炎症性歯肉炎

    炎症性歯肉炎

    プラークコントロール、歯周基本治療

  • 歯周炎(初期)

    歯周炎(初期)

    歯周炎(初期)

    プラークコントロール、歯周基本治療

  • 歯周炎(中程度)

    歯周炎(中程度)

    歯周炎(中程度)

    プラークコントロール、歯周基本治療、歯周外科治療

  • 歯周炎(重度)

    歯周炎(重度)

    歯周炎(重度)

    プラークコントロール、歯周基本治療、歯周外科治療、抜歯

  • 咬合性外傷

    咬合性外傷

    咬合治療(咬合調整・スプリント療法)、矯正治療

よく噛めない歯では食べ物の消化・吸収が悪くなり、消化器官に負担をかけます。 また近年、虫歯/歯周病が心疾患、脳疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎、アレルギー疾患、リウマチ、アルツハイマー型認知症などの全身疾患に悪影響を及ぼす事もわかってきています。
歯の本数や歯の状態と身体状態には相関があり、年齢の“齢”の字に歯が含まれているのはそのためだと言われています。
虫歯/歯周病を予防して、豊かな食生活を送りましょう。

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