歯周病と全身の病気は関係あるのか?
歯周病はお口の中の病気なのになぜ全身の病気につながるのか疑問に思う方も多いと思います。
歯周病とは、細菌による感染症です。
その歯周病菌が作り出す炎症性物質が血液中に入り込み、全身をめぐります。
そのため、お口の中の病気が全身の病気発症のリスクを上げてしまうのです。
発症リスクが上がると言われている全身の病気
- 糖尿病
- 動脈硬化
- 心筋梗塞・脳梗塞
- 心内膜炎
- 認知症
- 誤嚥性肺炎
歯周病は妊娠中にも注意です!
妊娠中は女性ホルモンのバランスが変化することで歯周病細菌が増加しやすい時期があり、歯肉の状態が乱れやすくなります。(妊娠性歯肉炎)
また、つわりで歯磨きが思うようにできなくなってしまうことで、お口の中の環境が悪くなり、歯周病が起きてしまうこともあります。
それだけでなく、妊娠中に歯周病にかかってしまうと、へその緒を通じてお腹の中の赤ちゃんにも影響してしまうことがあると言われています。
妊娠中だけでなく、歯周病の治療をしないまま妊娠した場合も同様に注意が必要です。
- 低体重児出産
- 早産
全身にも影響することが分かってきた歯周病をそのままにしておいてはいけません。
歯科医院で検査や治療を受け、お口の健康・全身の健康を守りましょう。