ブリッジは、何らかの理由により抜歯をした・歯がない部分の欠損補綴です。
なくなった周辺の歯を削り、連結型の補綴物を装着します。
連結装置のため、通常の糸ようじを通すことができません。
ブリッジ部分の日々のケアには、専用の糸を使用がおすすめです。
症例写真
下の歯にブリッジが装着してあります。
この方の場合は、2歯欠損に対して、残存する3本の歯で支える5本連結のブリッジが装着されています。
ブリッジの裏側です。
歯肉付近にプラークが溜まってしまっています。
そのため、歯肉が赤くなり腫れてしまっています。
セルフケアでは歯ブラシのみ使用しているとのことです。
歯ブラシのみでの清掃率は60%程度で、残りの40%は糸ようじや歯間ブラシも使用しないと落とせません。
症例写真のような状態が続いてしまうと、再び虫歯に罹患してしまったり、歯周病が進行してしまったりします。
ブリッジの再治療は、複数本の歯の治療が必要になるため、治療期間や治療回数もかかってしまいます。
再治療が必要になってしまうリスクを下げるには、日々の歯磨き方法がとても重要になります。
虫歯治療が終わった後も、定期的にお口の中の状態を確認しに受診をすることをおすすめします。