なぜ虫歯になるのか?
「毎日歯磨きをしているのに虫歯になった」という言葉をよく耳にします。

確かに虫歯予防の基本は毎日の歯磨きですが、歯磨きだけでは虫歯を予防できるとは限りません。
虫歯は、歯垢(プラーク)の中にいる虫歯菌が、食べ物の中の糖分を取り込んで作り出した酸によって、歯(エナメル質)を溶かしてしまうところから始まります。
虫歯の原因
虫歯を作ってしまう原因は主に、
- 細菌:虫歯菌の数
- 歯の質:歯並びや歯の強さ、唾液の力
- 糖分:主に砂糖を含む食べ物や飲み物
- 時間の経過:歯を磨くまでの時間
の4つがあり、これらの条件が全て重なった時に虫歯になってしまいます。
虫歯はその人のライフスタイルや環境が複雑に絡み合って発症する病気なのです。