歯周病の進行は軽度・中等度・重度に分けられます。
軽度歯周病
歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝の深さ)3~5㎜
歯肉の出血・腫れが大きくなります。
歯を支えている骨が溶かされ始めます。
軽度歯周病の症状
”痛くはないけれど、歯肉がムズムズする”
歯周病の細菌が繁殖してくると、歯肉が炎症を起こします。
歯肉に影響を及ぼし始めると痛みではなく、むずがゆさを感じることがあります。
”歯肉が腫れる”
免疫力が低下すると歯肉が腫れていきます。
疲れやストレスが溜まることで自律神経が乱れ、免疫力が低下します。
免疫力が低下することで、細菌の働きを抑え込むことができなくなるためこのような症状が見られます。
”歯肉から出血する”
歯肉には多くの毛細血管があり、歯肉が炎症を起こしていると少しの刺激が加わっただけでも出血することがあります。
歯磨きの際に出血をする
硬いものを食べて出血する
気づいたら歯肉から血が出ている
などの症状が挙げられます。
”歯肉が赤黒くなった”
健康な歯肉はピンク色をしています。
歯周病が進むにつれ、歯肉の色が変化します。
歯肉内の血液中に含まれる細胞が、歯周病の細菌と戦うため赤く腫れます。
朝起きた時のお口の状態
歯周病の細菌が唾液に多く含まれていると、お口の中がネバネバしたり苦みを感じることがあります。
このような症状が当てはまったら
このような症状が当てはまったら、初期の歯周病の段階であることが考えられます。
歯周病は痛みを伴わずに進行していくことが多く、ひどくなると歯を抜かなければならない怖い病気です。
そのままにせず、歯科医院で検査を受け、適切な治療を受けましょう。