歯周病中等度について
歯周病の進行は軽度・中等度・重度に分けられます。
重度歯周病
歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝の深さ)6㎜以上
歯を支えている骨が半分以上破壊され溶けている状態です。
歯はグラグラになり、うまく噛むことができません。
重度歯周病の症状
”歯がグラグラする”
歯を支えている骨の破壊が進むため、グラグラと揺れ始めます。
歯を上から押すと沈み込むように動くことがあります。
舌で押すと揺れていることが分かります。
”膿が出てくる”
腫れや出血のほかに膿が出てくるようになります。
歯周病の細菌と戦って死んだ白血球などの細胞が膿となって出てくるためです。
歯肉を指で押すと出てきたり、何もしなくてもじわじわ出てきたりします。
”歯が抜ける”
重度歯周病では、少しの刺激でも大きな負担となるので、歯が抜けてしまうことがあります。
このような症状が当てはまったら
このような症状が当てはまったら、歯周病がかなり進行している可能性があります。
ここまで進行していると、歯を残すことが困難になってきます。
そのままにせず、歯科医院で検査を受け、適切な治療を受けましょう。