インプラント治療
インプラント治療とは、何らかの理由で歯を失ってしまった場合に、人工の歯根・人工の歯冠を用いて他の歯と同じように機能させる方法の外科的な歯科治療です。
インプラント治療の流れ
1、検査・カウンセリング
レントゲンや歯科用CTの撮影などを行った上で治療計画を立て、患者様に適した治療方法を提案させていただきます。
2、1次手術
歯肉を切開して、顎の骨にインプラントを埋入します。
手術時間は本数によって異なりますが、約1時間前後です。
インプラント埋入にかかる時間はそのうちの20分程度になります。
他の時間は消毒や麻酔、術野の縫合や止血などを行います。
1次手術の後、3ヶ月程度の治癒期間をおき、埋め込んだインプラントと骨の結合を確認してから次の処置へ移ります。
3、2次手術
歯肉を切開し、インプラントと人工の歯を接続させる連結部品(アバットメント)を装着します。
※インプラントの手術には1回法と2回法があり、1回法の場合は2次手術の処置を1次手術と同時に行います。
4、仮歯の装着
歯肉が治ったら型取りを行い、仮歯を作製します。
最終的な歯が入る前に仮歯を装着し、使用感や噛み合わせなどを確認します。
5、最終的な人工歯の装着
型取りを行い、仮歯をもとに作製します。
完成した人工歯を装着し、インプラント治療終了となります。
6、定期検診・メンテナンス
治療終了後も、インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必須となります。
また、インプラント部分の専用メンテナンスを1年に1度受けることを推奨しています。