コーヌスクローネデンチャー
コーヌスクローネデンチャーとは、通常の入れ歯とは構造が少し異なります。
入れ歯を固定するために、通常は歯に金具を掛けるものが多いですが、コーヌスクローネデンチャーは維持装置に金具を使いません。
残っている歯の形を変えて、その歯に覆い被すように入れ歯を嵌めます。
支台となる歯を形成し、その上に被せ物を作り入れ歯と一体型にします。
金具を使用しないため、通常の入れ歯に比べて審美的に優れているという理由からコーヌスクローネデンチャーを選ばれる方もいらっしゃいます。
コーヌスクローネデンチャーがしっかり固定される原理は茶筒と同じ
金具を使わずに入れ歯をどのように固定するのか疑問に思う方がほとんどだと思います。
コーヌスクローネの理解は茶葉を入れる茶筒をイメージすると分かりやすいです。
茶筒は本体を強く振っても蓋は外れませんが、蓋にゆっくりとした力を加えると簡単に外れます。
それは、茶筒の内冠と外冠の形がしっかりと適合していて、摩擦の力が働くためです。
コーヌスクローネデンチャーも同じ原理を利用して固定されます。
そのため、コーヌスクローネデンチャーは茶筒式義歯とも呼ばれます。
しんみ歯科ではこのコーヌスクローネデンチャーの治療も提供しています。